表紙が
saikinnyonndamono
チャンネルはそのまま! 1―HHTV北海道★テレビ (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)
- 作者: 佐々木倫子
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2009/01/01
- メディア: コミック
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- 作者: 朝倉世界一
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2003/01
- メディア: コミック
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- 作者: 田口ランディ
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2001/12
- メディア: 文庫
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- 作者: 伊坂幸太郎
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2006/06/28
- メディア: 文庫
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懐かしむ
- 作者: 小花美穂
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 1999/10/15
- メディア: コミック
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昨日今日と体長不良の為、睡眠。漫画を繰り替えす。
小花さんの漫画は、それこそ小学生から中学にかけて、リボンでリアルタイムに読んでいたなあ。
なんか、王道から少しずれたというか…、繊細な心理描写がとてもうまくて、特に暗く重いものを背負った登場人物を描くのがウマいなあ、というか好きなんだろうなと。
この作家さんはどんな青春時代を送ってきたのか(いるのか)と半ばドキドキしながら読んでいた記憶があります。
そんな感覚は今読んでも変わりませんでした。
子供のおもちゃもメイいっぱい暗い話を明るく描いてたなあと。(読者層があるしなあ)
この人の思いっきり暗くじとじとした漫画を読んでみたいと思いました。
最近はどんな感じのを描いているのかな。
精神病棟
クワイエットルームにようこそ 特別版 (初回限定生産2枚組) [DVD]
- 出版社/メーカー: 角川エンタテインメント
- 発売日: 2008/03/19
- メディア: DVD
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クワイエットルームにようこそを見ました。
ホントは映画館で観たかったんだけど、やっと見れた。この間雑誌で椎名林檎さんが好きと言っていたのも読んで、ますます見たくなって。
28歳のフリーライター、佐倉明日香は、ある朝目覚めると見知らぬ白い部屋にいた。そこは「クワイエットルーム」と呼ばれる、女子専用の精神病院の閉鎖病棟。明日香はそこに来た理由を思い出せずにいたが、個性的な患者達と接し、次第に馴染み始める。
といったストーリー。明日香本人が病棟に来るまでの曖昧な記憶が、時がたつにつれだんだんと解きほぐされ、最後に真実が分かったとき…。
大きなショックとともに真実と向き合うことができたんだなと。
真実が少しずつ露見していく様子が痛々しく、壮絶でしたが、それを波に乗せて魅せていく感じが松尾スズキだなあと。
たった14日間で明日香は退院するわけだけど、病院からタクシーに乗ってトンネルをぬけてコンクリートの道を晴れやかな顔で進むわけだけど、なんというか、落ち着かない気持ちになったラストでした。
再生の物語ではあるけど、先は誰にもわからない。
いっつも思うんだけど、映画や小説や漫画もそうですが、一区切りついてああ、良かったというハッピーエンドやら何やらあるけど、それは見てる側が一区切りついたということで、(その話もまあ一区切りは付くんだけど)その話の中の物語はずっと続いていくんだよな、それが現実だよなあ、と。
それを体現してくれたのが「空中庭園」でした。小説の方の。
曖昧な終わり方に私は逆に気持ちがすっきりとしたというか、説得力があるな、やるなあと思ってしまった。
あ、女子の精神病棟が舞台ということで「17歳のカルテ」を思い出しました。
ヴィレッジで立ち読み。
志村志保子
思わず泣いちゃいました、のポップにつられて地元のヴィレッジバンガードでふと手に取ったらすごく良かったです。
リボンのコミックスなんだけど大人っぽくもあり、短編が読みやすく、一話一話の盛り上がりやまとめかたもウマいなあと。
あ、私が読んだのは[rakuten:book:11515517:detail]です。
登場人物も様々で描きわけもウマいし、でも共通するところは女の子で、なんだか自分は体験してないことでもどこか共感できるなあって。
しかも食べ物をキーワードに話が展開していくところがいいし、食べ物といっても様々で、五目稲荷の時もあればチューインガムもあるし。
生きることと密接にかかわる食事が気取らずまた重要な視点で描かれているところがとっつきやすいです。
4巻まで出てるのかあ、読みたいなあ。
境界線
志村貴子さんの漫画をお借りして読みました。
- 作者: 志村貴子
- 出版社/メーカー: 太田出版
- 発売日: 2005/12/15
- メディア: コミック
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- 作者: 志村貴子
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2007/12/25
- メディア: コミック
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まだどちらも一巻しか読んでいませんが、私の中で結構重くて、久しぶりにじっくりと何回も読みなおしてしまいそうな作品に出合えました。
性別、感情、様々な境界があいまいになる思春期の頃。
アイデンティティーを確立しているようで、必死で探しているようなあの頃。
なんだか懐かしくもあり、その時の感情に自分は素直だったのだろうか・・、とちょっと思い返してみたり。
絵も淡くてきれいな線。
この話たちがどういう方向に進んでいくのか私には見当がつかない分とても楽しみ。
貸してくれた子が、感情が先に進んでいく漫画だよ、と。
なるほどー。
そしてやっぱりコミックビームなのかあ。